セリ場所
いろんなところでササッとセリが行われているけど、東亜青果には、実は大きな秘密が。それは商品を分けている場所。県外から運ばれた食材と、県内でとれた食材をそれぞれ違う場所に分けて、それぞれセリにかけているんだよ。特に県内でとれたばかりの地元素材が並ぶ場所は、通称「パビリオン」って呼ばれているんだって。かっこいいー。 |
氷温庫
冷凍と冷蔵の中間、あるびみょうな温度で野菜や果物を保存すれば、食べ物の細胞を壊さずにいつまでも同じおいしさを保つことができるそう。それがこの氷温庫。ということは、夏のものが冬に、秋のものが春に、なんて食べ物の旬をずらしても、同じ味で楽しむことができちゃうんだ。これってミラクルだよね。今は二十世紀梨や西条柿、ぶどうのピオーネなんかが倉庫内に保存されているんだよ。今はこの保存方法がいろんなところで注目されていて、海外にもこの方法で商品を輸出しているんだって。 |
研究室
市場って、経験とか、カン、プロの目とかがとても大切。でもそれだけじゃなくて、東亜青果では新しい技術を取り入れて、研究や実験にも力を入れているんだよ。各野菜や果物にピッタリの保存温度や、適性、新鮮さを保つ秘密などをこの部屋で毎日研究。僕たちにおいしい食材を届けてくれるためにすごく努力してくれているんだよ。 |
生花
東亜青果には、もう一つ「せいか」があるって聞いてビックリ。それはお花の「生花」。こちらのセリはおなじみの見本ゼリで、ひな壇みたいな場所に、セリに参加する人たちが座って、次々運ばれるきれいな花の束をお互いに声を出して競り落としていくんだ。その素早さといったら、もう特急電車並み。あっという間だったよ。
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販売システム
東亜青果の場内は、無線LANっていう目に見えない大きなネットワークでつながっているんだ。書類を作ったり、商品を管理したり、在庫の状態をリアルタイムに確認したり・・・。すごく短時間でいろんなことを完璧にやってのけてしまうんだって。そのシステムを利用するための必需品がこのコンパクトな機械。各スタッフがみんな持ってて、あらゆる場所からボタン操作1つで、いろんな報告ができるんだよ。東亜青果って最新鋭のコンピューターにガッチリと守られているんだ。僕も欲しいなー。
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