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  若女将お宿日記
▲若女将「お宿日記」

色々な雛人形 ----

ICON画像 [2008/2/27(水)]
今年も御雛祭が近づいてきて、当館でも色々な雛人形をところどころに飾りはじめました。写真の雛人形は、フロントに飾っています。二年前のお宿日記で初めて登場してから今年で三年目になります(そのお宿日記はこちらです♪)。その場の雰囲気をホンノリ温かいものにしてくれる雛人形。女の子なキモチ、って幾つになってもどこかでずっと持っていたいなあなんて思うんです。そこのところが元気の源だったりして。

数奇こそ文化であるらしい ----

[2008/2/25(月)]
数寄というのは、昴ずれば身上をつぶすという危険と表裏をなしているからこそ、数寄をつらぬいた人がいっそうに珍重されて。司馬遼太郎さん曰く、「―ざんねんなことに、物好きというのは、李朝の時代にいなかったんです。その点、日本の室町や江戸文化がうらやましい。」と日本のことを誉めてくれた韓国の友人がいらっしゃったとか。地元の偉大なクリエーター、水木しげるさんについてですが、弓ヶ浜絣の織り元のお家を訪ねることがあって、海に面した昔ながらの港町の住宅街を歩きながら「ゲゲゲの鬼太郎」が生まれた風土というのを生で感じることができました。冬の港町は寒くて、昔の日本はどこでも夜は暗くて、家々もそんなに大きなものではなくて。そんななかで子供心に恐いと思う気持ちを押し込めてしまうのではなく、ユーモアでもって表層意識に押し出してゆく想像力と創造力。弓ヶ浜絣もまた、遠方漁業に出る旦那さんの為に色々な柄模様を生み出しながら機織りをしてきた港町の女性の文化です。綿から糸を紡ぐ無形文化財になられたおばあちゃんの姿を見ていたら、職人さんの手仕事姿って静かで優しいなあと思いました。好きになること楽しむこと、の智恵や努力について昔の日本人の暮らしのなかに沢山のヒントがあるような気がしています。

少ししんみりした内容になりますが ----

[2008/2/22(金)]
一人で来られたりお連れの方を連れてこられたりで、いつもフラッと泊まりにこられては可愛い我儘をおっしゃったりしてそんなふうにしてずっとずっとスタッフ皆に愛されてきていたおじいちゃまが、今月に入って亡くなられたことを聞きました。ずっとずっと長い年月のなかで、新しくスタッフが入ってはその輪の中に巻き込んで、そうして育まれてきたあの会話や空気はと本当に温かいもので。お客様とお店、という関係を超えての家族のような一体感を経験させてもらえたことの幸せについて想いました。宿日記のなかではありましたが会長へ心から哀悼の気持ちを。最近、虹や夕焼けを見ては涙ぐむことが増えてきていたのはどこかで感じていたものがあったのかなあ。

お部屋から眺める雪景色 ----

ICON画像 [2008/2/19(火)]
写真は昨日の夕方6時頃の、お部屋から日本海を眺めた際の砂浜の様子です。日が落ちて星空になる少し手前、この青みがかった時間帯というのは、空や海がまた1つの輝きを魅せるときでもあるような気がします。美しい山陰の冬景色。道路はもうほとんど雪は溶けましたが、お部屋から見える雪景色はまだもう少しお楽しみいただけそうです。

久しぶりの大雪です ----

ICON画像 [2008/2/16(土)]
一昨夜から降り続けた雪は米子市内にも久しぶりの大雪をもたらしました。積雪30センチ程でしょうか。雪には慣れていたつもりでもここまで積もったのは久しぶりで、朝から車の雪かきなどに難儀しました。忘れもしない5年前、社会人になって初めての雪道運転の日、みごとに路肩に乗っかってしまい早速レッカー車にお世話になったということがありました。笑。あれからお陰様で雪道運転は丁寧で慎重なものです。道中は確かに大変かもしれませんが、ロビーや客室、露天風呂から眺められる日本海の雪景色は本当に絶景ものです。美しい冬の山陰の風景を是非ご覧いただければと思います。

行事料理 ----

[2008/2/15(金)]
今年に入ってからだけでも、お雑煮、七草粥、節分には巻き寿司、などそれぞれのときで行事料理をお出ししてまいりましたが、昨日は西洋の文化ながらもバレンタインデーということで。笑。やはりここは姫路料理長特製のチョコレートデザートが出されていました。前日に試食してみましたが・・・とろける美味しさでした。デザートの美味しさって、女性にとっては重要なところですよね。今日はバレンタインデーの想い出について書こうと思いましたが、そこまでプライベートを話さなくてもいいじゃないかと思い直して(笑)控えました。とにもかくにもイベントは遊び心が発揮できるということもあってけっこう好きなんです。喜んでもらえる顔が見たくって張り切っちゃうところは昔からあるような気がします。良い意味の遊び心は持ち続けていたいですね。

ジャズライブのこと。同級生のこと。 ----

ICON画像 [2008/2/12(火)]
写真は、一昨日に地元ジャズバンド「なんぼなんでも」さんが来てくださった際のライブ風景です。昨年から時々来てくださるようになり、毎回とってもお客様に好評をいただいています。この中には高校の同級生の女の子もいて毎回会うのを楽しみにしているのですが、今回は彼女はまた別の同級生の地元凱旋ライブへ行っていて会えずじまいでした。なんと。同じく吹奏楽部で一緒だった太田朱美ちゃんという子がジャズフルートでCDデビューしたとのこと!確かにあの当時の米子東高校は全体的に皆レベルが高くって、あまり上手でなかった私はその勢いある音色に参加できているだけで幸せな気持ちでした。同級生が活躍しているニュースを聞くと本当に嬉しい気持ちになります。ライブ終了後に、またまた別の同級生から「朱ちゃん、すごかったよ!!」と感動の報告電話を受けました。そこからまたお互いの近況報告になって。それと前後して、大学時代の友達からはふとした拍子でこのお宿日記を見つけて“元気をもらえたよ”なんていう嬉しいメールが届きました。こんなふうに励まされ励ましあいながら気持ち明るくなる幸せ・・・元気なパワーをもらえました。

お客様の温度 ----

ICON画像 [2008/2/9(土)]
今年は太平洋側の地域で雪が多い日が続いているような気がします。こちらへお車でお越しの方はどうか道中お気をつけになってお越しくださいませ。山間部では雪が多いようですが市内まで降りてくるとほとんど雪はございません。
お客様が、旅館での滞在を、五感全てでもって幸福感を手に入れられるように、おもてなしする私達も五感をフルに働かせてお客様に対峙しなければならない、と。お客様の温度を感じれる感性を今一度見つめなおしたいと思いました。能力の差は小さい、努力の差は大きい、しかし継続の差はさらに大きい・・・というのはこの度色々あったなかで社長から受けた助言のなかの1つです。
世の中、光に満ちてるなあ。なんて。笑。この季節、同じ降るなら雨よりも雪のほうが嬉しく感じます。

売店の新しいコーナーです♪ ----

ICON画像 若女将代行、フロント見田です。売店にとっても素敵なコーナーができたのでご紹介したくて。
県立皆生養護学校の生徒さん達が作った「組み紐ストラップ」です。授業の一環として組み紐作りに取り組んでおられて、営業担当(?)の女生徒さんが納品、ディスプレイをしてくださいました。これが、とってもかわいいのです!!色とりどりの紐で編まれていて、かわいい鈴まで付いてます。紐の色、鈴の色の組み合わせのバリエーションが豊富で、どれ1つとして同じ物がない、正に一点ものなのです♪
早速女将を始め、フロントスタッフ、客室係など・・・お買い上げしてしまいました。お客様より先にすみません!でも大丈夫です!頑張って作ってくれていますので、新作が追加されていきますよ。作る様子を実際に学校で見せて頂いたのですが、それぞれのやり方で一つ一つ丁寧に作っておられました。色の組み合わせ、編み方、皆さんこだわりがあるようで。オリジナリティー溢れる作品が次々と出来上がっていました。(製作の様子は題名をクリックすると見られます)
笑顔の可愛らしいお話好きの女の子達で、楽しくてつい長居をしていましました。是非これからも頑張ってもらいたいですね☆

皆生温泉のエコな動き!〜バイオディーゼル〜 ----

ICON画像 [2008/2/5(火)]
皆生温泉旅館組合で、環境に配慮した新しい取組みへの検討が始まりました。毎日それぞれの旅館で出る廃食用油が「BDF」なるもの(左写真がそのプラント)でバイオディーゼルに精製され、またそれぞれの旅館での送迎バスの燃料に活用できるとのこと。今回はその製造過程の見学と、実際にBDF燃料が使われている車の試乗とに行ってまいりました。試乗車に私も乗りましたが、匂いもほとんど気にならず普通の車と変わりなく感じました。
この取組みのもう1つ良いところはその精製プラントが地元の福祉施設にあるということで障害者の方の自立支援にも繋がるということです。多少の課題点はあるもののこれから環境や地域に配慮してゆく動きは活発化してゆくことと思います。

ご縁あって佐賀県に ----

[2008/2/2(土)]
このたび仕事でも観光でもなくご縁あって佐賀県に行くこととなり三日間滞在して帰ってまいりました。なんの下調べもなく行ったところ、タクシーやバスの運転手さんから道行く人達、お世話になる人達至る人々が本当に本当に親切で、それは観光客だからというのではなく普段の暮らしのなかから醸成されている優しさのように感じられました。そんな県民性のある地域なのでしょうか、帰ってきた今となってはすっかり佐賀県のファンになってしまっています。笑。行ってみてから肥前鍋島藩の歴史についても興味が湧き知ることができました。訪れた土地の歴史や伝統に触れることで、はるばる来た甲斐があったと嬉しくなる、そんなことも外から見た立場で実感しました。最後にもう1つ実感したこと。久しぶりにスニーカーで何日か過ごし、歩いて移動することを心掛けたところ、心身共に健康的になれたようです。大山のブナ林や皆生海岸の遊歩道など、魅力的なウォーキングコースのあるこの土地の良さを今一度思ったのでした。


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