[2007/2/21(水)] 昨日は久しぶりにJRで鳥取市まで往復してきました。米子市と鳥取市は同じ鳥取県のなかでも東西の両端に離れている事もあり、車でも2時間程かかる距離があります。国道9号線で日本海沿岸をずっと走っていくルートです。途中の白兎海岸の辺りの光景なんかが私はけっこう好きで、関西圏からも実はけっこう波乗りをしに来る人が多いと聞いています。昨日乗ったJR山陰本線も、ときどき町向こうに日本海が望めたりと、のどかで優しい車窓風景の続く沿線です。司馬遼太郎さんの「街道をゆく」でも、そういえばこの県中部辺りの漁村風景について触れられていたなあなんてことを思い出しました。私自身が住んでいるところは平地なだけに、沿線が少し小高いところにあって、そのそばに瓦屋根ばかりの集落があって更にその向こうに少し覗く青い海がキラキラ見える、という光景がとっても新鮮なんです。「あ!海だ!」というトキメキがよぎるといいますでしょうか。笑。名和の辺りまでくると美保関が水平線上で思いのほか近くに見えて、‘弓ヶ浜半島’というのが本当に弓なりの湾になっていて皆生温泉はその付け根にあることを実感させられます。鳥取県は日本海に広く面しているところ。こんなふうに時々見える海にトキメキを覚えながら乗る小1時間っていうのもいいものだなあと思いました。 |