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  若女将お宿日記
▲若女将「お宿日記」

蟹プランがいよいよ登場! ----

ICON画像 [2006/9/29(金)]
大変お待たせを致しました。蟹プラン、登場です。ご予約日は11月13日からです。一番のお薦めは、館内の生簀が有効活用されている「厳選活ガニ会席」ですが、もう一つ、私の個人的にお薦めなのが「かにづくし会席」。スタンダードな「蟹三昧会席(写真はこのプランの料理写真です)」にプラス二千円で、甲羅焼と菊乃家特製‘蟹饅頭’がついてきます。この蟹饅頭が、本当に、美味しいんです。涙。菊乃家から永くからある、安部調理長自慢の逸品料理ですね。
蟹料理の話を今年もするようになるなんて、季節は巡り巡ってきたのですね。皆生は今日も秋晴れ。ここのところ漁火が水平線にズラーッと並ぶ日が続いています。まるで海の向こうに街があるかのような、夜の景色にお客様からも歓声があがっています。

おばあちゃん孝行 ----

ICON画像 [2006/9/28(水)]
母方の祖母がお友達を連れて、急に二日間の滞在をしに来てくれました。“あんな気難しいおじいちゃんが旅行を許しただなんて、なんだか急に優しいことをするとコワイわねえ。笑。”と母と祖母も笑って言いながらも、こうやって大阪からはるばる来てくれたことを本当に心から喜んでいました。境港でお買い物をしたい、という祖母の希望に沿って国道431号線を北上していたら、ふと美保関の岬をおばあちゃん達にも見せてあげたいなあと思えてきました。水道大橋を超えてから美保関へ向かう一本道はいいですね。その道に入った途端、「まあ〜この先があの美保関になってるの!今日は海も本当に綺麗ねえ。ゆみこ、本当にありがとうなあ。」と後部座席で歓声を上げてもらえて、運転免許が持てる年頃になって良かったなあ(涙)となんだかとっても感動してしまいました。美保関神社の階段は、腰が丸くなったおばあちゃんには少ししんどくって、でも「昨日と今朝と温泉に入って足がすごく上がるようになってるわ。ほら見て。」と得意そうに元気に歩く後姿が印象的でした。離れて住んでいてなかなか逢うこともできないでいたから。今日みたいな日に晴れてくれると、空の神様にも感謝したくなります。

暑さ寒さも彼岸まで ----

[2006/9/26(火)]
今月は今月初旬に続いて後半にもまた神戸に行く機会を持ちました。今回はお仕事。営業廻りをしながら、販売スタッフの方からお客様の今シーズンの動向を聞いたり、自分でも歩きながら街の空気を感じたりします。秋の旅先の決め手は、やはり‘味覚の秋’ということが大きいよなあということも改めて感じました。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉の通り、帰ってきてみると米子はすっかり秋らしくなっていました。虫の音等に秋の訪れを探す時期から、周りいっぱいの秋を浴びる季節に移った感じです。これからもう少ししたら、車で米子道を走っていても電車で伯備線に乗っていても、色づいた大山の雄大な景色が目を愉しませてくれる季節になっていきます。出張する機会が度々出てきたことで移動にも慣れてきたとはいえ、やはり3時間程座ったままというのはどこか体力を使うようです。こんなときこそ温泉!実家が温泉でよかったあと思う瞬間です。笑。今夜は温泉に使って英気を養って明日からまた、館内での接客に励みます。

仕事から離れての場所 ----

ICON画像 [2006/9/22(金)]
以前に東京であった次世代旅館経営者向けセミナーで仲良くなったある女の子が言っていた言葉で、なるほどエエコト言うなあと思ったのが、「小さい頃に自分のホテルのお風呂に入っていたらそこで出逢うおばちゃんがあっけらかんと、身の上話をつらつらと話してくれる。これは旅先の開放感からなんだと思うんだ。私は、そんな、人々の、‘遊び’に携わる仕事ができることを嬉しく思う」というようなことを言っていて、なんだかハッとさせらた気持ちになったことを覚えています。そしてそれは、きっとお湯の中だけではなくって、旅館に入った瞬間からのスタッフの接客態度などからでかもし出される全体的な雰囲気からも、気持ちがほぐれることが旅館として良き場所なんだろうなあと思います。誰もが、笑顔の裏に色々な苦労を重ねてきている。それを突き抜けたうえでの笑顔に触れてゆくたびに心がいつも震わされます。今夜もそんなことを思いました。

秋晴れ ----

ICON画像 [2006/9/21(木)]
一昨日からずっと爽やかな青空が広がっています。街中を車で走っていても大山が至るところでその姿をくっきりと現してくれています。ここ2日間続けて大山へ行く機会がありました。大山では今ススキがとっても綺麗で、日の光を受けながらキラキラと輝いている様子には運転をしながらも少しよそ見をしてしまいそうになります。笑。それから今の時期の景色で一番のものは、稲穂に満ちた田園とその収穫模様ですね。その向こうで少しずつ霞んでゆく山々の風景が本当に本当に美しくって、改めて大山に感動してしまいました。古き良き日本風景は、まだまだ身近なところで沢山広がっています。木々の色合いも夏までの鮮やかな緑色とは違って紅葉を控えてぐっと深みがかった緑色に山全体が変わっていて、こんな緑色の時期も落ち着いた雰囲気でいいものだなあと思いました。観光地として沢山の人に来てもらう策もいっぱい出さないといけないけれど、同時進行で地元民である自分の感性アップの必要性も感じている今日この頃です。感受性、を鍛えていかなければ。

台風一過の青空、とまではいきませんが。。 ----

ICON画像 [2006/9/18(月)]
心配していた大型台風13号は、この辺りの再接近が真夜中だったこともあり、お客様のご到着ご出発の時間帯の天候は比較的ひどくはならずに済んでほっとしました。そのかわり昨夜の夜中2〜3時頃は私もふと目が覚めてしまうぐらいちょっと怖いような強風が窓の外では吹き荒れていました。その後、朝になってみると青空がところどころに広がるイイお天気になっていて、ちぎれ雲がびゅんびゅんびゅんと走っている空を見ていたら、水田や小学校の校庭を走るちぎれ雲の影を追いかけて遊んんでいた小さい頃の記憶がなんだか甦ってくるようでした。風の強い日に眺める空は、気持ちも晴れやかにしていってくれるような気がします。

海側のお部屋にある浮世絵について ----

ICON画像 [2006/9/15(金)]
大きな台風が近づいてきましたね。昨日今日と久しぶりに綺麗な青空が広がって気持ちのいいお天気が続いたのですが、明日からまたしばらく天候が崩れそうです。
今日は、当館の海側のお部屋23室の全てに飾ってある、浮世絵の話について。入り口に入ってすぐのところに飾っているこの浮世絵は、歌川派の四代豊国(三代目一陽斉豊国)の作品です。いわゆる‘役者絵’で、当館にある23枚のほか、姉妹館の菊萬の食事処へも20数枚飾ってある計50枚以上全てが違う柄で描かれています。この作家の師匠でもあり義父でもあった‘歌川国貞(三代豊国)’が、ゴッホをはじめとした印象派の画家達に多大な影響を与えた一人だったようです。
浮世絵というと葛飾北斎などの風景画が有名どころですが、歌川派一門の役者絵などは実際には当時の江戸時代において大変な人気を誇っていたといいます。
当館にある作家の系譜を調べてみると、ちょうど幕末の騒乱のなかで浮世絵が必要とされなくなっていく世情の不遇さが浮き出てくるのと、4代にわたるまでの歌川派一門の系図が必然的に分かってくるのとで、浮世絵についての歴史が分かってくるようです。大女将に、これは価値があるものなのよ、と言われてきた意味がやっと分かってきたようです。笑。分かってくるとなんでも面白いものですね。調べていくと、歌川派一門については今色々なところで見直されてきているようです。

仕事とは 働くとは ----

ICON画像 [2006/9/13(水)]
今日は母校の中学校で、「職場体験前セミナー」の講師をしてまいりました。地元の中学校では、周辺の企業何社かが一社あたり生徒4人程度を請負う「職場体験」が毎年行われているのですが、今日のセミナーは、その職場体験に行くにあたっての心構えについて話す時間だったのでした。。緊張しました。でも、最後は、みんなとても気持ちのいい挨拶と自己紹介ができるようになって、本当によかったなあと思いました。
今回、「中学校に職業観について話をしに行くことになったのだけど、どんなことを話したらいいものかしら」と色々な人に相談したこところほぼ皆さんの口から「挨拶ができること」という言葉が出てきました。以前に勤めていた人材教育コンサルの会社でも挨拶項目の比重はいつも大きいものでした。
“働く”ということは、他人の喜びを自分の喜びと感じられる気持ちのトレーニングを毎日毎日繰り返してゆく積み重ねみたいなもの。事前に考えていた言葉とは裏腹に実際に話し出してみると、無意識のうちにそんな言葉が出てきていました。実際、そんな気持ちが少しでもあるからこそ頑張れるのが‘仕事’なのかもしれない、と。スタッフに対してもお客様に対しても取引先の方々に対しても、いかに私心をなくして他人への貢献へ尽力できるのかを毎日毎日一瞬一瞬を鍛錬していくことが働きながらの人格形成へと繋がっていく、それを毎日試されている、そんなことを思いました。毎日毎日が、修行ですね。

紅ずわいがに ----

ICON画像 [2006/9/10(日)]
松葉蟹漁の解禁は11月6日予定で、当館でお料理がご用意できるのが11月10日から。蟹料理プランをもうすぐHP上で掲載いたしますのでもう少しお待ちくださいませ。。
ここでお知らせです。旬の「紅ずわいがに」1枚を、これからしばらくのあいだ別注にてご用意できることになりました。皆様ご存知の「松葉蟹」とはいわゆる「ずわいがに」のことで、「紅ずわいがに」は「ずわいがに」に比べて深海に生息している種類の蟹です。生状態であまり日持ちがしない為に加工品に使われることが多いのですが、旬の紅ズワイガニの茹でたては、実はけっこう美味しくて地元の人達も上手に調理される方は美味しく召し上がっていらっしゃいます。
皆生温泉近くの境港は、実は日本一の蟹漁獲量を誇る良港。私も一昨日に久しぶりに茹でた紅ズワイガニを食べる機会があって、ズワイガニに比べてずっとお得な金額の紅ズワイガニだけれども、味噌も美味しいし身も繊細で独特の甘みがあって、十分美味しいじゃあないか!と思い、調理長と相談してこのたび別注料理でご用意させていただくことになりました。時価もあるので個々でご相談させて頂ければと思います。久しぶりに「調理長オススメの旬の一品」コーナーが活用できました。笑。

大山の楽しみ方 ----

ICON画像 [2006/9/8(金)]
先日、フロントの女性スタッフ1名の送別会を開きました。本当に笑顔が素敵な彼女で、お宿日記にも掲載しようと思っていた矢先に退職が決まってしまい載せれずじまいでした。主婦業もこなしながらのパート勤務のなか、本当に力になってもらっていたので私も他のスタッフも、また離れる本人も本当に残念で、そのぶん送別会は遅くまで盛り上がりました。そういえば彼女はこれまで旅館勤務の経験はなく、このお宿日記を見て菊乃家に勤めることを決めてくれたという嬉しい初めてのスタッフでした。そんな彼女が「お客様にオススメの場所が大山にあるんです。お宿日記に是非載せてみられませんか」と薦めてくれたのが、大山の豪円山。地元民としては冬のスキー場のイメージが強かったのですが、最近は他のシーズンの取組みも豊富に行われているようです。ドッグラン、パラグライダー、乗馬、ジンギスカン、クロスカントリー、などなど、楽しみ方満載です。リンクの了解もいただけたので詳しくはどうぞこちらをご覧くださいませ。

一雨ごとに ----

[2006/9/5(火)]
今の時期は、一雨ごとに涼しくなっていくときなのでしょうか。今日は少し肌寒いような夜風が吹いています。
一昨日・昨日と久しぶりにお休みをいただいて、大学時代の友達の家に泊りがけで遊びに行ってまいりました。色々なことが懐かしくって、久しぶりに見た六甲の夜景も本当に綺麗で、束の間とっても贅沢な時間を過ごせた気分です。9月は旅行をするのには気候としては一番気持ちイイ時期だなあと思いました。空気も澄んでいて眺めも良くて月も綺麗で夜風も心地よくて。
身内事なのですが、当館は年度末が8月ということもあり、1年の締めくくりとスタートとの全体ミーティングを9月はじめに行いました。その場で祖母の口から、“母が女将に、私が若女将に”ということが正式に社員全体に告げられました。なのでホームページ上でもこれから‘見習い’が外れることとなりました。改めて気を引き締めて頑張ってゆく所存です。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

観光ページを一新! ----

ICON画像 [2006/9/2(土)]
9月に入り、過ごしやすい季節になってきました。行楽シーズン、到来ですね。山陰観光の良さがもしかすると一番惹き出される時期なのかもしれません。
ここ山陰地方での楽しみ方として私自身がいつも参考にさせていただいているサイトがあって、このたび当館の周辺観光ページへ直接リンクさせていただくことになりました。けっこう、見ていて楽しいんです。ほんとうに。笑。
最近になって山陰地方の魅力発掘をと励むようになってから、私よりもずっと前からここ山陰地方の良さをどうにかして全国に発信するのだという強い熱意のもとに昔から活動し続けておられる人々の存在について、様々な場面で感銘を受けさせられています。きっともっと、皆生温泉に泊まりながら楽しい観光地巡りをしてもらえるように、これからどんどんなっていけそうです。観光についてのお問い合わせはお電話でも承っております。どんなことでもお気軽にお問い合わせくださいませ。写真は、大山の絶景ポイントの一つ‘鍵掛峠から見た大山の南壁’で、当館からはお車で40分弱のところです。


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