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NPO大山中海観光推進機構キックオフについての御礼と抱負

石村理事長NPO法人大山中海観光推進機構設立記念のフォーラム“みらいセッション イン 安来”に参加いただき、ありがとうございました。

このMLに参加いただいている方を中心に、約70名の方々にお集まりいただき、NPOの“キックオフ”ができたことは、大変嬉しく思います。

これまでは構想を話し合うことが中心でしたが、これからは具体的な仕組みづくり、プログラム作り、情報発信などを、皆様と情報共有しながら、そして議論をしながら進めていきたいと思います。

この度のフォーラムの中で、当NPOの取組む“観光”について、話をさせていだきましたが、あらためて考え方を整理してみました。これを、キックオフの言葉にしたいと思います。
杉原副理事長<観光産業は感動産業>

人はいったい何に感動するのだろうか。一言で表現すれば、それは「ドラマ」です。
夕日が沈むのもドラマだし、はじめての駅に降りるのもドラマです。はじめての人、会いたかった人に会うのもドラマだろう。感激はドラマから生まれるのだと思います。

つまり、存在する自然や歴史、エピソードや得意技に満ちた人間の絆を、ドラマ化できるかであり、ただ「あります」だけではダメなのだと思います。
会場の様子ドラマは「シナリオ」からできていますが、面白い映画は必ずシナリオが面白い。ストーリーテリングがうまい。クライマックスに至る伏線の張り方、脇役の個性の配置などが巧妙に物語を作り上げています。

だから単にドカンとクライマックスだけを提供しても、そこに感動は生まれません。夕日の見せ方、駅に降り立ったときのプロローグと伏線の張り方、人の登場のさせ方等が、特徴をドラマ化できるか否かの分かれ目なのだと思います。

これからの“観光産業は”はこの感動ドラマのシナリオをきちんと描き、演出、監督すること。そこにはアートディレクターの感覚、プロデューサーの総合力、そのようなセンスが必要なのだと思います。
交流会の様子まだまだ未熟ではありますが、NPO大山中海観光推進機構はこのような“感動演出家”の役割を、地域の中で果たしていきたいと考えています。

本当にありがとうございました。
今後も、よろしくお願いします。

NPO法人大山中海観光推進機構
理事長 石村隆男
添付書類 当日会場で配布した資料です
(windows版 Microsoft PowerPointスライドショー形式)

関連HP 大山王国
掲載者 情報局 幸形


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